オーディオ雑誌の思い出

             

今回は永年愛読したオーディオ雑誌についてご紹介します。よく読んだ(眺めた)のは年代順に

電波科学NHK出版、[1933]~1985年

窪田登司氏は執筆者の一人で、彼の製作記事は信頼が持てました。石のアンプで有名ですが、彼の真空管式プリアンプの製作記事(1976/12 & 1977/3)を参考にして、3台目のプリアンプを自作。SRPP方式の回路をコピーし、電源回路はLUXキットのそれに倣った。週末に会社の計測器を借用して計測。ローノイズでRIAA特性も💮で、当時はメインのプリアンプとなった。アンプ製作にある種の自身を持てるきっかけを作ったかも‥‥。新型コロナで暇つぶしで、自作アンプの虫干し(?)で、久し振りに電源ONしたら整流ダイオードが飛んでしまいましたが交換するとすんなり復活。

ラジオ技術:1947年4月~2022年12月、アイエー出版

メーカーの協力でスピーカーユニットの特性を無響室での計測データ(音圧・歪)が時々掲載され、勉強になりました。

無線と実験:1947年4月~、成文堂新光社

当時高根の花だった高級モデルが紹介され垂涎・・・

別冊 FM fan:1973-1988、共同通信社,

オーディオ業界全盛期に刊行され、発売日が楽しみで、今でも本棚に19~50号が並んでます。愛読記事は ☆和田則彦 廉価版レコード評、☆長岡氏のスピーカー製作記事、☆高城重躬・若林駿介 クラシックレコード評、※長岡鉄男〇○のフルテスト(敬称略)。廉価版レコード評で録音高評価のレコードも毎月の小遣いで買い求め今でも愛聴。

AUDIO BASIC:1994年夏~2012年秋、共同通信社

購入目的は付録のオリジナルCD、超ド級録音もあってCDケースを買って大事に保管・愛聴してます。

振り返ると、最近は発売が楽しみな道楽の本が無くなってしまい寂しい気がします。