自作スピーカーで遊ぶ (その5)

今回のウーファーユニットは、Coral の 4L-60 。40年前の10㎝ウーファーQ0(Qゼロ)は0.33と本格的。約10年前に手に入れました。

これまでは 9㍑ と大きめの箱に容れてましたが、置き場確保の為、幅の狭い約6㍑のバスレフ箱(マニア製・ヤフオクで)に入替えました。

先ずは、バスレフダクトのチューニングです。ダクトの共振Hzは、ご承知のように箱容積とダクト容積で決まります。下図から直径4㎝ダクトで60Hzにしたければ、計算上ダクト長は30㎤ が必要となり、この確保の為に塩ビ製エルボと紙筒を追加しました。                (実際は32㎝⇒58Hz)

   

次はツイーター選びです。高価でなく素直で見栄えの良いものを探すと、2015年DigiFi No.20の付録のDF20 TSA&DigiFi20 が見つかりました。

  

同じドーム型のPT20Kとスペックを比べるとかなり軽量ですが、小さくても強力なネオジム磁石を採用している為だそうです。

又、公表の周波数特性には2kHzのピークが見られます。ピークは耳に付き易く良い音に聴こえません(逆にディップは耳に付き難く多少有っても問題は小さい)

付録に含まれる1μF コンデンサー(6dB /Octローカット用)は、このピーク抑えに有効と思えます。尚、コンデンサーは手持ちのMPコンに交換。

  

聴感:クラシックも充分聴ける音色になりました。